私、にんじんがちょっと苦手……かもしれません。
えっ、今?と思われるでしょうね。
私自身もそう思います。
この世に生を受けて半世紀とちょっと、物心がついてからもほぼ半世紀。
「にんじん、苦手かも?」と気づいたのは、ここ数年の話です。
何故か、認めたくなかったんです。
もちろん、突然嫌いになったわけじゃありません。
煮物に入っていれば普通に食べてきたし、カレーやシチューには必須の具材。
でも、ある時ふと気づいたんです。
煮物やサラダのにんじんを食べると、テンションが下がっている自分がいる、と。
一方で、漬物のにんじんにはテンションが上がります。
特に、ぬか漬け。
祖母がつけてくれたぬか漬けは、味に深みがあって本当に美味しかった。
あの味を再現したくて、無印良品のぬか床を試してみたことも。
でも……なんか違う!。
スーパーで売っている簡易ぬか床も使ってみたけど、全然ちゃう!。
あの“深み”がどうしても出せないんですよね。
「これはもう、私には無理だ」と悟り、
今は“浅漬けの素”に路線変更しています。
これはこれで便利です。
ちなみに先々週、勢いでにんじんを3本も買ってしまいました。
冷蔵庫の野菜室で、まだしっかり鎮座しています。
先々週に買ったので 葉が出てきてます。
カレーやシチューを作るには、ちょっと暑い。
カレーは、「レトルトでいいやん」とつぶやきつつ、浅漬けの素を買ってきました。
今日あたり、漬けようと思います。
先日、孫たちとの食事中にうっかり
「にんじんって、味がイマイチでちょっとダメなんよねー」
と発言したら、すかさず娘から
「今、そんなこと言わんといて!」と注意されました。
はい、完全に私が悪いです。
反省しております。
子どもの前では言葉に気をつけながら、
にんじんとも、もう少しうまく付き合っていこうと思います。
お読みいただきありがとうございます。