いちみのブログ

50代の日常

お盆になると思い出す、叔父さんと人見知りの私

お盆が近づくと、毎年思い出す出来事があります。

 

私は幼いころから人見知りで、恥ずかしがり屋。

知らない人や久しぶりの人に会うと、母や祖父母の後ろに隠れてしまう子どもでした。

今思えば、笑顔もなく、可愛げのない子だったかもしれません。

 


ある年のお盆、母が仕事で不在の日に、親戚の伯父さん家族が祖父母宅へ帰省してきました。

私は「こんにちは」がどうしても言えず、祖母から「挨拶するまでこの場を離れてはいけない」と言われ、そのまま固まっていました。

 

「今だ!」と思う瞬間を探しながらも、なかなかタイミングがつかめません。

そうして気づけば、2時間が経っていました。


今思うと、2時間も付き合わせてしまった伯父さんに申し訳なかったと思います。

それでも伯父さんは、一言も急かさず、ずっと静かに待っていてくれました。

 

数年前にその伯父も他界しましたが、私はあのとき「待つ」ということを叔父さんから教わったのだと思っています。

今、感謝しています。


今は甥っ子や孫と接するとき、その教えを実践しています。

話したいことが詰まってしまっても、その子が自ら動き出すのを静かに待つ。

無理に言わせず、ただ見守る。

それが私にできることだと思っています。


今も私は人見知りです。

あのときの私に会えるなら、こう言ってあげたい。

「ニコっと笑って、ハキハキと挨拶すると、モヤモヤしないし気持ちいいよ。」

 

お読みくださりありがとうございます。